Exhibition|休憩所の美学 - Eternal braketime in an oasis


鯰は3人の作家にアーティストユニットであり、制作と生活の中で感じる何でもない現実から着想した動きのあるインスタレーションや、身体を使った表現を軸として活動している。普段はそれぞれアトリエが異なる3人が同じ制作環境にいるにも関わらず、個々の作品制作に注力している。それはなぜなのか。 表良樹は自然現象に着目し、日常では捉えづらい巨大な物理運動を彫刻作品などに投影し、身体的にうったえかける表現を試みている。森山泰地は自らが自然に介入し、その中で見つけた痕跡に関わることで知覚を拡大させる瞬間を表す。 藤村祥馬は永遠と繰り返される一定の作業の面白さを立体として視覚に訴える作品を表現する。各3人の異なる作品を作っている中で、まず初めに彼らが注力したのが会場内での“休憩所”作りである。制作の合間であったり終わりには必ず休憩がある。その環境が彼らにとって適した休憩所を作ることが最初に行われたことは自明のことである。なぜなら、休憩で生まれたコミュニケーションが鯰の始まりであり、個々の制作の息抜きになっている。なので、今回の鯰の作品は休憩です。



概要
会期:2022年9月17日(土)- 2022年9月19日(月)
営業時間: 13:00-20:00
会場:ソノ アイダ #新有楽町
住所:東京都千代田区有楽町 1-12-1 新有楽町ビル1階 北側112区画
主催:株式会社アトム(A-TOM Co., LTD.)
企画:ソノ アイダ実行委員会
協力:三菱地所
機材協力:BLACK+DECKER / DEWALT / LENOX / IRWIN




鯰 Namazu
2018年に結成された表良樹、藤村祥馬、森山泰地によるチーム。普段は、個々のアーティストとして活動する3人は茨城県取手市に拠点をおき、日常的な飲み会を軸に活動してきた。制作と生活の中で感じる何でもない現実から着想し、動きのあるインスタレーションや身体を使った表現を実践している。



表 良樹 Yoshiki Omote
1992年大阪生まれ、2014年京都造形芸術大学美術工芸学科総合造形領域卒業、16年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。 地殻変動や大気などの自然現象に着目し、生活者の視点では捉えづらい巨大な運動を彫刻作品などに投影する事で、身体的に実感し得る表現を試みている。 主な個展に「等身の造景」KANAKAWANISHI gallery 2019年 主な展示に「瀬戸内国際芸術祭2019」粟島海洋記念館2019年、「Anthropocene」GINZA SIX蔦屋書店2020年など、 主な受賞に「第三回CAF賞」最優秀賞2016年、「アートアワード東京丸の内2016」木村絵理子賞2016年など。
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森山泰地 Taichi Moriyama
1988年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。 自然環境下でのアースワーク的な作品や、自然物を用いたインスタレーションを主に制作している。 2013年の5月、私は川石をハンマーで割って砂利を作っていた。すると石の中から黄鉄鉱の結晶が出てきた。その瞬間、時を遡り立方体を手に入れたように感じた。このような自然現象やその痕跡に遭遇した時に起こる瞬間的な知覚の拡大を引き起こす装置のような作品を作ろうとしている。取り扱う素材は石や木などの自然物の他に、海岸に落ちているプラスティックや、街中のコンクリート片なども多い。近年はこれらの素材を用いた平面、立体作品も制作している。また、海や河川などの水上に舞台を立てて、その上で自らが水神となって行うパフォーマンス「水神」や、カミキリムシを木の中で生かしその痕跡に着彩するという父親の作品をそのまま継承したシリーズ「trace」なども行っている。また、アーティストユニット「鯰」のメンバーとしても活動している。主な展覧会に「木を見て森を見る」(Kana Kawanishi gallery,東京,2021)、「木を見て森を見る」(DEN5,東京,2017)、「尊景地水」(BLOCK HOUSE,東京,2016)などがある。
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藤村祥馬
1991年東京生まれ2014 明星大学造形芸術学部造形芸術学科 卒業 2016 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 卒業主にジャンク品や金属など様々な素材を組み合わせ、動きを伴う立体作品を制作している。
個展 「Luck Action」 KANA KAWANISHI GALLERY 東京 2021
受賞 「第18回岡本太郎現代芸術賞」 特別賞
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©️2015 ソノ アイダ