ソノ アイダ# 東京大学

東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学本郷キャンパス 通信機械室 1・2 階



この度ソノ アイダ(代表:藤元明)は東京大学芸術創造連携研究機構(ACUT)と連携して「東京大学アートセンター 01_ソノ アイダ」を開設、2024年11月から2025年3月末までの5か月間期間限定で「ソノアイダ#東京大学」をスタートします。場所は東京大学本郷キャンパス、安田講堂の裏手、解体予定の通信機械室1階~2階を改装し活用。「ソノアイダ#東京大学」では、ARTIST STUDIO(アーティスト・イン・レジデンス)による公開制作作品展示などのアーティスト活動の場を提供し、東京大学芸術創造連携研究機構(ACUT)と連携したシンポジウムや異分野交流会など、開かれたアートの実践を通し、創造性の根源としてのさまざまな「美」へのアプローチの可能性を探ります。


概要
期間:2024 年12月4日ー2025年3月31日
場所:東京大学アートセンター 01_ ソノ アイダ
住所:東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学本郷キャンパス 通信機械室 1・2 階
主催:東京大学芸術創造連携研究機構(ACUT)
共催:ソノ アイダ
協力:株式会社都市テクノ
   PARCEL TOKYO
   ARCHI HATCH
機材協力:DEWALT
協賛:Brooklyn Brewery Japan


ステイトメント

「ソノ アイダ#東京大学」では、これまで都市の路面空きテナントでのソノ アイダの活動から東京大学(本郷キャンバス)に環境を移し、東京大学芸術創造連携研究機構と連携して、創造性の根源としての「美」をテーマにさまざまな種類の可能性を探ります。「美」は多様で、アーティストそれぞれの内在する美意識、個々人の違い、研究者が自然科学や、数式、法則などに感じる普遍的な美しさなど。「ソノ アイダ#東京大学」は、結果を求めるArt & Science コラボレーションではなく、東京大学初となるリアルな「アートセンター」という特殊な環境と、ソノ アイダがこれまで経験してきたアートの実践現場、そこに集まる人々とのコミュニケーション、さまざまな美意識が交換される「場」にこそ意味を見出します。純粋に「美」とは何か、という問いに多面的かつ高密度に向き合えるこの期間を楽しみましょう。

藤元明


プログラム

ARTIST STUDIO(東京大学アートセンター 01_ソノ アイダ 1階)では2名のアーティストによる公開制作を行います。第1期は、NYを拠点とするアーティストの野村在(Zai Nomura)、素材にとらわれず大小の「場」を創造する彫刻家の柳原絵夢(Emu Yanagihara)。2階には多目的ギャラリー、スタジオ兼サロンの2室を設置。オープニングアクトとして藤元明個展「陸の海ごみとその変遷 -Transition of Marine Debris」を2階ギャラリーで開催。今後も不定期に展示やトークショー、シンポジウムなどの企画を展開していきます。
*野村在は、馬喰町にある現代アートギャラリー「PARCEL」で2025 年2 月に開催される個展に向けての公開制作を予定しております。



ソノ アイダ# 東京大学 オープニングイベント

日時:2024年12月4日(水)15:00〜20:00
開所式:15:00〜16:00
オープニングパーティー:18:00〜20:00
施設案内ツアー:18:30〜19:00

ソノ アイダ# 東京大学 ARTIST STUDIO 第1 期

アーティスト:野村 在(Zai Nomura)Room 103、柳原絵夢(Emu Yanagihara)Room 101
期間:2024年12月4日ー2025 年1 月31日
時間:12:00~18:00
定休:日・月
協力:PARCEL TOKYO

陸の海ごみとその変遷 -Transition of Marine Debris

アーティスト:藤元 明(Akira Fujimoto)Room 201A
会期:2024年12月4日ー12月22日
時間:12:00~18:00
定休:日・月
協力:MURON
機材協力:DEWALT
場所:東京大学アートセンター 01_ ソノ アイダ
住所:東京都文京区本郷 7-3-1 東京大学本郷キャンパス 通信機械室 1・2 階



東京大学芸術創造連携研究機構 | ACUT
「アートで知性を拡張し、社会の未来をひらく」を旗印に芸術科学連携活動を推進する東京大学の学内組織。2019 年に発足。岡田猛機構長。

WEBSITE



野村 在 | Zai Nomura

1979年生まれ。2009年ロンドン大学ゴールドスミス校・MFA 修了。2013年武蔵野美術大学博士課程を修了。ニューヨークと神戸を拠点に、生と死やその間に横たわるものを露わにすることを試みている。写真や彫刻を素地とした様々なメディウムを用いて、人間の本質や存在の在り方を問いかけている。主な展示に、「君の存在は消えない、だから大丈夫」(2024 年、SHISEIDO Gallery、東京)、「Can’ t Remember I Forgot You - 忘れたことすら、覚えていない」(2024 年、トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京)、「 Echoes」(2021 年、Ulterior Gallery、ニューヨーク)、「あいちトリエンナーレ」 (2016 年)、「Continuous Temporality vol. 2」 (2015 年、COEXIST-Tokyo Gallery) など。

WEBSITE



柳原絵夢 | Emu Yanagihara
1976年京都生まれ。2002年東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。2004年東京藝術大学大学院美術研究科を修了。現在、一般社団法人アプリュス代表。素材にとらわれず掌サイズの作品から、建築の機能を生かした「場」を創造しアートを通じたコミュニケーションにより、アーティストが社会に適応還元できるインキュベーションづくりを行なっている。主な展示に「ピノキオのわすれもの」ピノキオプロジェクト2017(2017 年、千葉/柏の葉) 地域の中のアートな居場所 Aplus×ATLIA(2018 年、埼玉/ 川口)、3331 ART FAIR(2019 年、東京/千代田)、アーティスト・イン・ファクトリー「えひめさんさん物語2019」(2019 年愛媛/新居浜)など、その他パブリックアートを設置したり子供達へワークショップを行なっている。

WEBSITE



藤元 明|Akira Fujimoto

1975 年東京生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業、FABRICA( イタリア)に在籍後、東京藝術大学美術学部大学院修了。エネルギーを根底とした環境・社会現象をモチーフに、様々な方法で絵画作品やインスタレーション、アートプロジェクトを展開。主な活動に「NEW RECYCLE®」「2021」「陸の海ごみ」「FUTURE MEMORY」など。2015 年より都市の隙間をアーティスト活動の場として活用する「ソノ アイダ」を主催。

Vimeo
Instagram

©️2015 ソノ アイダ