“ARCHI HATCH Archive Exhibition” Cross Talk


Cross Talk Part 1
永山 祐子×山峰潤也×徳永雄太 “失われる体験と価値”
6月3日(土)17:00〜18:30




2022年に惜しまれながらも解体された「中銀カプセルタワービル」に数少ない宿泊経験のある方をゲストに招き、その体験談と建築だけでなく今後における文化の保存や時代における価値の移り変わりについて トークセッションを行います。この機会に是非お越しください。
予約などはありません、ご自由にお越しください。

概要
日時:6月3日(土)17:00〜18:30
場所:ソノ アイダ #新有楽町



永山 祐子
1975年東京生まれ。1998年昭和女子大学生活美学科卒業。1998−2002年 青木淳建築計画事務所勤務。2002年永山祐子建築設計設立。2020年~武蔵野美術大学客員教授。主な仕事、「LOUIS VUITTON 京都大丸店」、「丘のある家」、「豊島横尾館(美術館)」、「女神の森セントラルガーデン(小淵沢のホール・複合施設)」「ドバイ国際博覧会日本館」、「玉川髙島屋S・C 本館グランパティオ」、「JINS PARK」、「膜屋根のいえ」、「東急歌舞伎町タワー」など。ロレアル賞奨励賞、JCDデザイン賞奨励賞(2005)、AR Awards(UK)優秀賞(2006)「丘のある家」、ARCHITECTURAL RECORD Award, Design Vanguard(2012)、JIA新人賞(2014)「豊島横尾館」、山梨県建築文化賞、JCD Design Award銀賞(2017)、東京建築賞優秀賞(2018)「女神の森セントラルガーデン」、照明学会照明デザイン賞最優秀賞(2021)「玉川髙島屋S・C 本館グランパティオ」、World Architecture Festival 2022 Highly Commended(2022)、iF Design Award 2023 Winner(2023)「JINS PARK 前橋」など。現在、2025年大阪・関西万博にて、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」と「ウーマンズパビリオン in collaboration with Cartier」、東京駅前常盤橋プロジェクト「TOKYO TORCH」などの計画が進行中。  

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Photo: ittetsumatsuoka
山峰潤也
キュレーター/プロデューサー
株式会社NYAW代表取締役

東京都写真美術館、金沢21世紀美術館、水戸芸術館現代美術センターにて、キュレーターとして勤務したのち、ANB Tokyoの設立とディレクションを手掛ける。その後、文化/アート関連事業の企画やコンサルを行う株式会社NYAWを設立。主な展覧会に、「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」、「霧の抵抗 中谷芙二子」(水戸芸術館)や「The world began without the human race and it will end without it.」(国立台湾美術館)など。また、avexが主催するアートフェスティバル「Meet Your Art Festival “NEW SOIL”」、文化庁とサマーソニックの共同プロジェクトMusic Loves Art in Summer Sonic 2022、森山未來と共同キュレーションしたKOBE Re:Public Art Projectなどのほか、雑誌やテレビなどのアート番組や特集の監修なども行う。また執筆、講演、審査委員など多数。2015年度文科省学芸員等在外派遣研修員。

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Cross Talk Part 2

立石 従寛×松田 将英 “記録とその後”

6/9(金)18:00〜19:30




この度、“ARCHI HATCH Archive Exhibition”のCross Talkの第2弾としてアーティストである立石従寛と松田将英の“記録とその後”を開催します。3Dビューイングの撮影による記録と様々なデータとしての可能性をアーティスト視点から紐解いていきます。この機会に是非お越しください。予約などはありません、ご自由にお越しください。


概要
日時:6月9日(金)18:00〜19:30
場所:ソノ アイダ #新有楽町


立石従寛|Jukan Tateisi
1986年アメリカ合衆国シカゴ生。美術家、音楽家。英国王立芸術院(RCA)芸術修士号修了。仮想と現実、自然と人工、制作と運営など、相対する境界の合成をテーマに制作を行う他、アートスペース「The 5th Floor」や「TOH」の立ち上げ、<木を食べる>フードプロダクトの開発など、無領域的に活動する。英国の若手作家登竜門「New Contemporaries 2021」選出、オランダ「Frame Award 2021 Set Design of the Year」受賞。ジェクト「TOKYO TORCH」などの計画が進行中。  

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松田将英|Shōei Matsuda
ネットパーソナリティを介して人々と協働するイベントやインストラクション、パフォーマンスによって大きな注目を集める。その活動はソーシャルメディア以降の主体や作者性を問い直すものであり、直接的に都市や社会に介入することで新たな共同性を作り出す実践として高い評価を受けた。近年は実名で、ネットワークが浸透して以降のセレブリティやエコノミー、景観にたいするコンセプチュアルで詩的な実践によって、人々の認識をアップデートする試みを行なっている。

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Cross Talk Part 3

伊庭野 大輔×藤井 亮介×照内 創×三井 嶺×齋藤 隆太郎×石川 素樹
“ARCHI HATCH 座談会”

6/11(日)16:00〜17:20




ARCHI HATCH設立当初より、参画している建築家6人と座談会を開催します。個々の撮影した建築を解説しながら現在の活動を伺えればと考えています。この機会に是非お越しください。


概要
日時:6月11日(日)16:00〜17:20
場所:ソノ アイダ #新有楽町


Cross Talk Part 4

“未建築が喚起する新しい建築の可能性”
Before architecture, After architecture
青木 竜太×施井 泰平×高橋 真人

6/11(日)17:30〜19:00




建たなかった建築、消えていく建築に新しい命を吹き込む。 建築家やクリエーターの頭の中に眠る、まだ現実世界では実現されていない未実現のアイデアやデザイン。社会的な役割を終えて解体され行く建築遺産たち。これらが持つ潜在的インパクトは計り知れません。想像力に満ちた未実現の建築や、記憶や教訓を語る遺産建築は、いかに社会的インパクトを生み出す事ができるのでしょうか?創業6年を迎えるAHは第二創業期として、これまでの実建築のデジタルアーカイブを越え、新しい建築を創発するデジタルプラットフォームへと進化して行きます。リアル/デジタルを横断し、アート&デザインの境界を拡張する3名のゲストとのブレインストーミングを通して、web3時代における新しい建築データの可能性を考えます。


概要
日時:6月11日(日)17:30〜19:00
場所:ソノ アイダ #新有楽町


青木竜太
芸術監督・社会彫刻家


ヴォロシティ株式会社 代表取締役社長、一般社団法人METACITY推進協議会 代表理事、一般社団法人ALIFE Lab. 代表理事、株式会社オルタナティヴ・マシン 共同創業者、株式会社 無茶苦茶 共同創業者、ArtHackDay.jp 設立者兼ディレクター、アート集団「The TEA-ROOM」共同設立者兼ディレクター。

東京を拠点とする芸術監督および社会彫刻家。「ありうる社会」の探求をテーマに、芸術と科学技術の中間領域で、研究プロジェクトやアートプロジェクト、カンファレンスや展覧会などの企画・設計・指揮、および作品制作を行う。
2011年に日本初の子ども版TEDx「TEDxKids」、2014年に日本初のアートハッカソン「Art Hack Day」、2016年には茶の湯のアート集団「The TEA-ROOM」や人工生命研究者コミュニティ「ALIFE Lab」を設立。2018年からはありうる都市のカタチを探求するリサーチチーム「METACITY」を主宰している。
2020年に文化庁「メディア芸術×文化資源 分散型ミュージアム」で、2021年には千葉市初の芸術祭の一環として開催された「生態系へのジャックイン」展で、キュレーター兼芸術監督を務めた。主な作品展示として、2020年に「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」と2021年に21_21 DESIGN SIGHTでの「2121年 Futures In-Sight」展がある。2022年10月から、2022年度に終了した文化庁メディア芸術祭の後継となる、メディアアートおよびポップカルチャーを中心とした日本の「新しい価値」を発信する国際展(2026年度開催予定)およびそのエコシステムの基本コンセプト設計を担当。
2021年の「WIRED Creative Hack Award」ではパブリック賞を受賞、2022年には第25回文化庁メディア芸術祭アート部門ソーシャル・インパクト賞(文部科学大臣賞)を日本人グループとして初受賞。

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施井泰平
スタートバーン株式会社代表取締役
株式会社アートビート代表取締役
東京大学生産技術研究所客員研究員


美術家、起業家。2001年、多摩美術大学卒業後「インターネットの時代のアート」をテーマに美術制作を開始。現在世界中のNFT取引で標準化されている還元金の仕組みを2006年に日米で特許取得するなど、業界トレンドの先手を打っている。2014年、東京大学大学院在学中にスタートバーン株式会社を起業し、アート作品の信頼性担保と価値継承を支えるインフラを提供。事業の中心である「Startrail」は、イーサリアム財団から公共性を評価されグラントを受ける。東方文化支援財団理事、一般社団法人Open Art Consortium理事を現任。東京藝術大学非常勤講師、経済産業省「アートと経済社会を考える研究会」委員などを歴任。作家として、個展やグループ展などで作品を発表すると同時に、「富士山展」(2017~2020年)、「SIZELESS TWIN」(2022年)、「ムーンアートナイト下北沢」(2022年)などの展示を企画。主な著書に平凡社新書『新しいアートのかたちーNFTアートは何を変えるか』(2022)などがある。

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高橋真人

1979年生まれ。英国・ロンドンRoyal College of Art修士課程を修了後、スイス・バーゼルの国際的設計事務所Herzog & de Meuronに7年間勤務。 世界五大陸において、都市デザインからスタジアム、ホテル、美術館、オフィス、研究機関、ブティック、住宅、ステージデザインまでスケール横断的に多様なプロジェクトを手掛ける。約10年にわたる欧州での活動を区切りに帰国。建築設計から、都市、インフラ、サステイナビリティ、イノベーション分野へ活動領域を拡張、 分野・業界を越境し、様々な企業・機関と恊働しながら、国内外の開発プロジェクトにおけるデザインディレクションを行う。多分野の融合知から新事業を創発する「Any」共同創業者、衛星データを活用し持 続可能な都市開発を支援する「Synspecticve」チーフアーキテクト、APEC低炭素都市タスクフォース民間専門委員を歴任、ARCHI HATCHではデザインボードを務める。アーキテクチャーの概念を拡張すべくリアル/ヴァーチャルを横断しながら活動中。





©️2015 ソノ アイダ