Exhibition|第8期
中川麻央/敷根功士朗/大石一貴


展示概要
作家:中川麻央/敷根功士朗/大石一貴
にぎやかし:毛利悠子
会期:
1月13日(金) 開場時間17:00〜24:00 20:00〜オープニングパーティー
1月14日(土) 開場時間13:00〜20:00 17:00〜展示解説ツアー
1月15日(日) 開場時間13:00〜20:00 17:00〜クロージングパーティー
会場:ソノ アイダ#新有楽町
住所:東京都千代田区有楽町 1-12-1 新有楽町ビル1階 北側112区画
主催:株式会社アトム(A-TOM Co., LTD.)
企画:ソノ アイダ実行委員会
協力:三菱地所
機材協力:BLACK+DECKER / DEWALT / LENOX / IRWIN



2022年12月6日
数年前、真冬のニューヨーク。グッゲンハイム美術館の前にある花壇で、 一羽のスズメが体を土に擦り付け穴を掘り、羽をふるわせながら体をうずめていた。
巨大なビルが立ち並ぶ丸の内は、多くの人が行き交うが生活の気配はない。効率や目に見える成果が求められる都市において、曖昧で不可解な一生命体である身体が居場所を作ることは困難であるように思われる。この空間、時間に対し、新居を使い古した家具で埋めるように、フィットする場所を探す。これは、非生産的な無為の提唱ではなく、より明朗な生命活動の実践であり、『ソノ アイダ』を、かつてスズメが作り出した穴にすることなのかもしれない。  


敷根功士朗と大石一貴が一ヶ月行ってきた制作の過程とその成果を展開し、中川麻央は全日開場時間内に以下リストの中から何かしらを行う。

やることリスト
・3人warming up
・シンクロwalking (スタジオ + livestreaming)
・しきねコンサート (1/13  20:00以降予定)
・砂漠の生存方法session with おおいし
・ほこり(ふきだまり)になるなかがわ 漂い時間:30min / 1hr / 3hr  又は  30min / 1hr x2 
ソノ アイダ職人
マットレスのマットレスになる練習
物質化する身体(material choise : しきね、おおいし、来場者)
扉を開け続ける
ソノ アイダスペース拡散  (スタジオ + livestremaning)
ボレロ的ダイレクション
主に中川麻央が全日開場時間内にリストの中から何かしらを行う。
※リストは随時変更追加あり




中川 麻央
三重県出身。日本大学芸術学部演劇学科洋舞コース卒業。珍しいキノコ舞踊団、ホナガヨウコ企画でダンサーとして活動後、Amsterdam University of the Arts (AHK), School for New Dance Development (SNDO)にて振付を学ぶ。東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻修了。 身体を表現手段の軸とし、その場が持つ空間や背景にあるストーリー、オブジェクト等モノの持つ存在感、空間・物質・身体の関係性、体の動きによって作用する時間感覚の変化などを考慮し、視覚的・感覚的なパフォーマンス作品を制作する。 また、サウンドアーティスト、映像作家、ペインター、キュレイターとのコラボレーション制作や、他分野アーティストに体・空間・物質への感覚・認識を拡張するボディプラクティスを公開実施するプロジェクトに参加するなど、シアターダンスの分野に留まらずあらゆる場でのパフォーマンス・身体表現・コレオグラフィの可能性を探り、制作や実践を行う。

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敷根 功士朗
1993年生まれ。2020年東京藝術大学大学院修了後、東京を拠点に活動。映像を中心にパフォーマンスや複数のメディアを用い、自己言及的なナラティブやイマージュと即物的な視点の相互間における思考の反復行為を行い、作家自身とそれを取り巻く社会、環境との関係性の表現を試みている。

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大石 一貴
彫刻家。1993年山口県生まれ。断片的な時間や経験、そして物理的な確信だったり逆にそうでない物事の隙間や余白、間(ま)にまつわる彫刻、インスタレーション、映像、詩などの制作、発表を続けている。また、東京都小平市のスタジオ&スペース「WALLA」の運営の1人である。

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©️2015 ソノ アイダ